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2018/04/05

これから志望校を決める方々へ

おはようございます! 教育相談室のマスケンです(^-^)/
昨日は話題の岡山理科大学 獣医学部の入学式を取り上げました。この大学の評価は、昨日入学した定員の学生の内、何人が獣医師の国家試験を受験し、何人が合格するかというところに掛かっていると思います。6年間は長いですが、国家試験は1年に1回しかありません。これに合格しないと、動物に人より詳しい人でしかありません。他分野に就活しても、4年制大学卒よりも2年も社会に出るのが遅いわけですから、採用する企業があるかと言われれば、そんなに世間は甘くないと思います。
 これはあくまでも個人的な意見であり、友人の上場企業の人事部長の話として、今や大学を卒業しているなんて、以前に比べてほぼ価値はなく、①何を勉強したのか、②何を経験したのか、③そしてそれをどのように社会貢献するのかという 3点が明確になっていない学生は相手にされない時代になっていると思います。

そんなことで今日は志望校を決定する上でのアドバイスをしたいと思います。

進路の階段
これがこれからのステップのイメージです。
前々回にも書きましたが、とりあえず大学に入学する、大学で探すという事が通用する大学は、
東大を始めとする国公立大学と、早稲田、慶応義塾、上智などの私立難関大学だけでしょう。
ちなみに先程、友人の上場企業の人事部長がいうには書類選考の際の作業として、
「高校名で地頭の良さを見て、大学名で努力する力を見ている」だそうです。
ですから、将来どんな仕事(会社じゃないですよ)に就きたいのか? を考え、
そのうえで どの学校に行ったら良いのかを考えることをお勧めします。当然途中で色々と学んだり、経験することで目標を変えても構いませんが、目標設定を先を見据えた設定にする事が重要です。
そのうえで、志望校を決めると入試面接対策にもなると思います。
 採用企業側でも、GMARCH以下は残念ながら対応を変えるが現実でしょうし、日東駒専レベルがギリギリラインでしょう。それ以下の私立大学の場合は、特別な国家資格でもない限り、どんなに景気が良くても、強力なコネでもない限りは就職は難しい状況はいつの時代も変わりません。

 教育業界では2018年問題と言われる問題が2件あります。1つはこの年から18歳人口が減少していく問題です。もうひとつは教職員の雇用問題で雇い止め問題です。教職員の雇用問題は別の機会にお話しするとして、18歳人口減少問題は、大学・短大・専門学校にとっては死活問題ですが、実は入学した学生にも問題が生じます。
それは、
この先母校が消滅するかも知れない ということです。
小学校や中学校が統廃合されて母校がなくなっているケースはありませんか?
公立高校でも、近隣の学校と合併統合されているケースが多々見受けられます。
大学・短大・専門学校にもその波が来ているということです。何が困るかって、保護者の方ならわかると思いますが、就職、転職、資格試験などで卒業証明書の発行業務が困難になるということです。
学生が困らないように、引継ぎ校ができたり、それでもできない場合は文部科学省が引き継いでくれますが、消滅する確率の高い学校を選択するのは、私は疑問です。
大学・短大・専門学校もそんならないように学生募集に必死なわけです。対応策としてやっているのは、留学生の入学を入学させます。
 話を元に戻すと、志望校を決める前になりたい職業、やってみたい仕事をある程度決めてから、
分野を確定させて学校を選ぶということをお勧めします。

明日はその職業の中で安定している職業を紹介しようと思います。

今日も閲覧いただきありがとうごさいます。

では
2018/04/04

森友学園問題の陰で、入学式挙行ですね

こんばんわ! マスケンです。
閲覧いただきありがとうございます
遂にに日付が変わってしまいましたが、入学式にオリエンテーションの準備が整いました。
決意をもった学生が入学してくる訳ですから、こちらも真剣迎える準備をしています。

今日はニュースで加計学園 岡山理科大学 獣医学部の入学式が行われた事を知りました。

率直な感想は、理事長の話が残念でした。
国会答弁のように原稿を棒読みして、話に抑揚もなく淡々と語っていました。
取材殺到で緊張している人だったら、設計図にワインセラーやビールディスペンサーを計画図
に盛り込むことなどしないと思うのでずかね((笑)) 教育者というよりも実業家、まぁ教育実業家というところでしょう。 
ほぼ強行突破で開学してしまい、募集定員を充足したらしいので、6年後、この学生たちの何人が国家試験に合格するのかがこの大学の評価ということになると思います。
そういう意味では、就職よりも明確に国家資格を取得する養成校は、明確な数値が出るので
学校を選ぶ上では切実かも知れません。
大学の就職率は、正規も非正規も込みで就職率とカウントしてますし、そもそも分母数が卒業生数です。本当は入学した時にいた人数が何人卒業して(卒業率)、そのうち何人が就職したのかが
公開すべき情報だと思います。
就職した学生/卒業生数 ではなく 就職した学生/入学者
明日からその辺の学校の選び方を語ろうと思います。
今日も閲覧いただきありがとうございます。
では
2018/04/02

覚悟を決めるということ

こんばんわ マスケンです(^-^)/
今日も閲覧いただきありがとうございます。

もうすぐ日付が変わりそうな時間の更新なのは、やはり新入生の受け入れ準備で大変です。
特に入学式は、新入生はもちろん保護者の方々に、この学校で改めて「頑張ろう!」と思ってもらう
ことを想像しながら、準備しています。

改めて と書いたのは、どんな学校であっても入試を受験する時から、
「頑張ろう」と覚悟を決めているかということで書きました。覚悟のきまっていない学生・生徒は、
必ずと言っていい程の高い確率で、途中で「こんなはずじゃなかった」「辞めたい」と考えるのです。
そのためにも、特に新高校3年生の進路を選択することは、大学名を決めるのではなく、その先の仕事まで、目標を設定する必要があります。途中で変わってもいいんですよ。
でも当初の目標のある人とない人では、雲泥の差があります。私は毎年5月のGW過ぎから、いつも進路変更や学生生活の相談に乗っています。悩んでいるわけですから、こちらも真剣ですが、よくよく聞いてみると共通して、目標設定がなく、入試に臨む際、覚悟がありません。
「なんとなく」「親や先生が言ったから」などの責任転嫁、がほとんどです。
誰の人生でもありません。自分自身の事です。が今年はそんな相談がないことを祈りつつ、学生証を全学生分確認しました。
さて今年の新入生はどんな学生たちですかね?
楽しみです。
追伸 コメント欄ですが、教育な関する様々なご相談をお気軽になさって下さい。コメントがすぐにアップされることはない設定にしています。一度拝見させていただき、コメント主様に了解を得てからの公開といたします。
今日も閲覧いただきありがとうございます。では
2018/03/30

学校のSNSをチェックすると、危険度が透けて見える

おはようございます! 進学相談室のマスケンです。(^-^)/
今日も閲覧いただきありがとうございます。

 昨日は、学校の式典に出席している来賓について話しました。OB・OGでもない来賓を呼ぶことは、
主催者の権力や顔の広さを自慢したいだけで、呼ばれる方も宣伝と取引がメインで、本当に新入生を
激励しているわけではないことだとも話しました。これから進路を探す方には、ぜひ過去の式典の様子をHP等でチェックすると、その学校のブラック度がわかると思います。関係のない政治家や財界の人たちを多く呼ぶ人ほど、HPやSNSなどで拡散させようとしているのがわかります。

 さて、今日はそのSNSについて話そうと思います。
今、SNSと呼ばれるツールはどのくらいあるんですかね?facebook、Twitter、Instagram、LINE、Blog 、You tube などでしょうか。担当直入にいうと、

SNSの種類が多い = 危険度の高い学校です。

またそんな学校に限って、HPなどの情報公開がいい加減であったり、情報公開自体がなかったり、
学費の表記がいい加減なところが多いんです。
昨年かに今年の冬にかけて、台風も多く、関東地方でも積雪が記録されるなど、交通機関に影響が出た日が多かったと思います。しかし、SNSには、昨日のオープンキャンパスの様子なんて記事が上がっています。それをよーく見るとさ3ヵ月前の記事だったりします。
そんな理由は簡単で、担当の心理は、

やらされている仕事 ってことです。
の上の役職の方々から、無理やりサイトを立ち上げさせられ、やる気がない
        
やる気がないから、つまらない内容をあげる (本気でつまらないものが多いです)
       
つまらないから、誰も見ない
       
誰も見ないから、だんだん更新しなくなる
ってところです。

1か月以上更新がないSNSを放置し、それを延々と世界中に情報発信している状態は、
自ら学校に活気がないと言っているのと同じです。
また、逆に盛んに更新している学校も中身を見ると、一部の在校生と担当がジャレ合っていることが
多く、学校公式で発信することなの?と聞きたくなる内容が多いです。
さらにfacebookに多いのですが、いいね!  が職員が上層部に私は見てますっていうアピールが多く、
時には上層部の人がいいね! とぽつんと1件あったりするのを見たりします。
もっと凄いのは、親族経営の学校に多く見られるのですが、ご子息に役職を譲った親が懸命にいいね!
とぽつんとしていたりします。

一体誰に向けて情報発信をしているのでしょうか?

受験生なのか、在校生なのか、保護者なのか、迷走しています。
こういう学校は、HP自体も更新頻度が低く、学生募集情報ばかりが前面に出ている傾向が多いです。
要するに とにかく金、金ってことです。ここまでいくとスーパーブラックですね(-_-;)

今日も閲覧いただきありがとうございます。
土日はお休みします。
この教育相談室はホワイトな教育相談室ですから、、、、(。>ω<。)ノ

では


 
2018/03/29

来賓をチェックすると、学校の真の姿が透けて見える

おはようございます! 進学相談室のマスケンです。(^-^)/
今日も閲覧いただきありがとうございます。

 昨日は、学校のパンフレットは経営者の理想であって、本当の学校の姿ではないことを話しました。
そのため、実際の制作者に無理難題や誇大イメージを宣伝させ、コロコロ方針や指針が変わり、思うようにいかないと怒鳴り散らすなどの横暴で、職員が疲弊し退職するケースが多い。だから頻繁に求人広告の出ている学校は要注意ですと書きました。                                
もしかしたら、進学情報誌やネット情報よりも、教職員の求人広告をチェックすることが、良い学校選びの近道かも知れません。

 さて、すっかり春になりましたね。桜が満開です。
このシーズン、学校は絶対に外せない行事があります。
そうです!卒業式と入学式です。
この式典でも、学校のブラック度は透けて見えることがあります。タイトルにもありますが、
式典に参加している来賓です。
(ちょっと脱線しくすが、いつの時代も来賓の挨拶ってつまんなくて、しかも長いですよね)

今有名なのは、近畿大学の入学式で、在学生や教職員がド派手に盛り上げています。そこにOBの有名人や芸能人が "同じ学校"という仲間意識をアピールをしています。学生のこれからの頑張りひとつで、未来は開けているという主催者の意図が伺え、入学した学生も保護者の方も、そして在校生にとっても、還元する良い試みだと思います。

今日問題としたいのは、OB・OGでもない、何の関係?と思う方が列席していることです。

有名なのは、これでしょう。
安部総理登壇

そりゃ現職の総理大臣が式典に参加すれば、皆驚くでしょうが、、、、、、
学校になんの関係があるのでしょうか。当然OBではないでしょう。
この式典後、例の特区での大学学部新設問題に発展するわけですが、理事長のお友達というだけだと思います。何の意味があるんでしょうか。

学校の式典には、誰?という人が多いんです。
国会議員、議員秘書、地方議員や会社の会長や社長などなど、学校との関係が怪しい人が多ければ
多い程、ブラック度が高いんです。

どうしてか?

来賓のおもてなしが最重要になり、
本来の主役である新入生や保護者の方がないがしろになる。
ってことです。
主催者は、自分の顔の広さを自慢したいのがミエミエで、ここが権力の見せ所なんでしょう。
俺は、「こんな人たちを知ってるんだ! 」「こんなに人数がよ呼べるんだ!」といったところです。
これは、超難関校ではありえません。こういうことをして、世間に多くの人たちが応援してる学校ということを世間に広めなければ行けない事情の訳あり学校 =ブラック学校ってことです。

呼ばれる側も、何故わざわざ来るかといえば、宣伝や営業活動が目的です。
議員からすれば、入学者も保護者も選挙で投票して欲しいからです。政党をチェックすると学校の全体の考え方の偏りが良く分かると思います。(気のせいか公〇党はあちこちでよく参加している様子を見かけます)
会社の会長・社長は、仕事や取引をしたいからです。学校からの直接的な仕事もあれば、参加者全体に購買する目的をもっているか といったところです。
私の経験から言うと、挨拶だけして式典の途中で退席する来賓がいました。要するに宣伝が終われば、さっさと帰るということです。
もう誰のための式典だか全く分からなくなってしまうのです。
そんな学校に入ってしまったら、きっと学費だけむしり取られて、中身はなんにもないのが現実です。

 実際に入学しなければわからないってこともありません。こういう学校は、必ず昨年度も同じことをやっていますから、先日の卒業式や昨年の入学式の様子が、HPや学校のSNSに残っていますので、
これから入学を検討する方は、そこをチェックすると良いと思います。

あくまで主役は、新入生と保護者であり、在校生と教職員がいかに迎えるかが本当の目的で教育です。
そして、入学する時も卒業する時も「この学校で良かった」と感じることが、式典の最大の目的だと思います。
森友学園 安部総理 忖度 ハリルジャパン
今日も閲覧いただきありがとうございます。
明日は、学校のSNSについて語ろうと思います。

では